「自臭症」という恐怖
「自臭症」という恐怖
自臭症とは?
自臭症とは、実際には臭ってないのに、自分の口臭や体臭のせいで周りの人に迷惑をかけたり、他人から嫌がられたりしていると思い悩んでしまう症状のことです。
症状が悪化すると、人と会えなくなったり、外出できなくなったり、会社へ行けなくなったりして、社会生活に支障をきたすようになります。
自臭症に悩んでいる人は年々増えているようで、几帳面な人や潔癖症の人、繊細で自己嫌悪に陥りやすい人、周りに気をつかいすぎる人などに多いです。
また、思春期の人に多いことも特徴に挙げられます。この時期は自分の容姿がとても気になる時期なので、自分の口臭や体臭にもとても敏感になっています。
自臭症の原因
自臭症に悩んでいる人の多くに共通していることは、過去に他人から「口がくさい」や「体臭がきつい」などと言われたことです。
本来であれば取るに足らない行動も自身からの臭いによるものであると思い込んでしまうために発症する。それから自分の匂いにとらわれるようになり、他人のちょっとした動作や立ち振る舞いに敏感に反応してしまいます。
会話中や電車に乗ったときに、
- 席を離れる
- 鼻に手を当てる
- 鼻をすする
- 顔をそむける
- せき込む
こういった他人の動作がみんな自分の臭いのせいだと思い込んでしまいます。
自臭症の治療法
自臭症の治療では、自分の臭いが他人に迷惑をかけていないことを理解していく必要があります。基本的には専門の先生によるメンタルケアと、抗うつ剤や抗不安薬などの処方を組み合わせて治療を行います。
患者さんの口臭を科学的に測定して数値的には問題がないことを示したり、きっかけとなった出来事を先生と一緒に振り返ったり、誰もが生理的な臭いを持っていることを確認したりして、少しずつ患者さんの自信を回復させていきます。
自臭症の悩みは人間関係から起こっていることがほとんどなので、一人で思いつめていてもなかなか解決しません。勇気を振り絞って、一度専門の先生に相談してみてはいかがでしょうか。きっと心が軽くなると思いますよ。
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